アイスランド④

January 9, 2020

明日はオープニング!ということで、みんな朝からいそいそと会場を片付けたり、最後の仕上げに向かっていきます。と思いきや、でっかいストームが来ているから明日はオープンできません!!ってなったのが1月4日。土日に合わせたオープニングなので、イベントやパフォーマンスの予定が盛りだくさんだったのだけれど、急きょオープニングは日曜日にずらし、2日間の予定を1日に詰め込むことになったので、予定の調節やら何やらでかなりバタバタしてた。

 

オープニングには、パーフォーマンスのほかに、展示した全作品を巡るツアーがある。作品はいくつかの場所に点在しているがお客さんは一つも作品を見逃すことなく(そして少しだけれど作家から直接の解説付きで)作品を鑑賞することができる。あまりない形式だと思うけれど、一度だけ似た形式の展覧会に参加したことがあって、わかりにくい作品の理解につながったりして面白かったので、今回も楽しみだ。

 

で、いよいよ当日。一番大きなギャラリーに人々が集まり、市長やファーストレディ(!)、それにフランス大使館の大使の方などの挨拶があって、少しの歓談。と、おもむろにパフォーマンスが始まる。こちらに来て知ったことだけれど、作家のジャンルにはあまり境界が無くて、みんなどんどん気に入った作家に声をかけてコラボレーションしていく。ほかの作家のインスタレーションの中でダンスをするとか、他の作品やほかの作家を自分の映像作品の一部にするとか。音楽のインプロヴィゼーション的に事が進む。私にはそういう経験があまりないので勉強になる。

 

私の作品は制作していたスタジオ(アトリエ)の中に展示した。yes, this is my first Icelandic baby! 

スタジオでは他に、ビデオ作品の上映と、パフォーマンスが2つ演じられた。ビデオ作品は草の服(地面を剥がして甲冑みたいに着られるようにしてあってすごく重い!)を着た人がダンスをするというもので、一つのパフォーマンスとリンクしている。もう一つのパフォーマンスはスタジオという

工具や道具が沢山ある場所に女王様みたいな人が来て、超大げさで気取った感じにノコを挽いたりドリルを回したりするというユーモラスなもので、どれも面白かった。

 

 

場所を移動してまたパフォーマンス。それと壁にペイントした作品。短期間に結構な数を制作する作家が多い。ここでのパフォーマンスは、ピアノと身体表現、ディジュリドゥと身体表現、という組み合わせだった。ピアノを使った方は人間の誕生を表現した感動的な(本当に泣いた!)作品、それにディジュを使ったものは土着な感じとはだいぶ違う、宇宙的な音とダンサーの静かで流れるような仕草が組み合わさっていて、不思議な感じがした。(これはうまく言えないけれど、宇宙空間でお茶を点てるとか、時空を超えて400年くらいの間読書し続けているとか、そういう感じ。ってどんな感じじゃい!)

 

展示している街が海辺の町なので、海際の小屋で展示する作家、灯台で展示する作家などを見て、隣町へ。そのころにはすでに真っ暗。日が出る時間は短いのだから1時間くらい早く始めたらどうだろう?なんて思うが色々と都合があるのだろう。

 

 

隣町のギャラリーに置かれた作品を見て(地元の人が飛び入りで制作した作品のために詩を作ってきて朗読したりして素敵だった)、役場のような場所に設置された作品(この作品も素晴らしい。この場所にパーマネントコレクションになるとのこと、前にほかの展覧会でご一緒したことがあるのでなんだかうれしい)、学校に展示された作品を見て、最後に街の教会へ。ここで最後の作家の作品と最後のパフォーマンスを見て盛りだくさんの一日が終わった。たくさんの素晴らしい作品とパフォーマンスで気持ちはいっぱいになったけどお腹が減った。(あとはパーティーで夕食を食べるだけ!)

 

 

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